『路上のソリスト』 [ヒューマン]
『路上のソリスト』
THE SOLOIST
2009年(米)
★★☆☆☆
監督:ジョー・ライト
出演:ジェイミー・フォックス/ロバート・ダウニー・Jr/
実話の映画化なんだそうな。
まぁ、、でも
イライラします。
それだけ演技が真に迫っている、とも言えますが。。
軒並み好評価なこの作品ですが、なんでかボクは終止イラつくばっかりで。。
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LA.タイムズのコラムニスト、スティーヴ(ロバート・ダウニーJr.)は仕事に
追われ、結婚生活も破綻し、自暴自棄になりそうな日々を送っていた。
そんなある日、澄んだヴァイオリンの音色を耳にする。
そして、スティーヴは、無心に2弦のヴァイオリンを奏でるナサニエル
(ジェイミー・フォックス)と運命の出会いを果たす。
こんなにも美しい音楽を奏でる音楽家が、なぜ路上で暮らしているのか…?
そんな彼についての記事を書くために、スティーヴは取材を重ねていく。
そして、ナサニエルのその数奇な人生を発見していくことになる――。
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『Ray レイ』(2004)でアカデミー賞主演男優賞を受賞したジェイミー・
フォックスが実在の天才チェリスト、ナサニエル・エアーズを演じる。
『Ray』のときのなりきり演技もすごかったが、今回もジェイミーの演技は
素晴らしい。
なのに心に響かなかったのは何故だろう。
感動的であるはずのエンディングももうひとつピンとこない。
“統合失調症”という病気についてはデリケートな問題なのでここでは
あえて触れませんが、大事なキーポイントであることは確かです。
監督はジョー・ライト。『プライドと偏見』や『つぐない』を撮った監督
さん。。。。と、そういえば『つぐない』ってDVD買ったまま観忘れてる。
路上で弦が2本しかないヴァイオリンを弾くくだり〜チェロを寄贈される
あたりがもう少し強くてもいいんじゃないか。
あとの方はイライラするばっかだもん。
脚本が合わないのかな。
なんだか事実を追いかけすぎて、それに縛られてる気がします。
それならドキュメントにすればいい話で。。。
淡々としすぎてる感? そんな風に思う。
それがいいんじゃないか!って声が聞こえてきそうですが・・・。
事実を基に作られた映画は、淡々と感じてしまう場合があるね。
役者がいいね!演技が気になるわ!
この監督は冒険しない派かも・・・・でも、映像は美しいイメージあるな。
by Betty (2010-07-13 22:43)