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『しあわせの隠れ場所』 [ヒューマン]


しあわせの隠れ場所 [DVD]








『しあわせの隠れ場所』
THE BLIND SIDE

2009年(米)

★★★★☆

監督:ジョン・リー・ハンコック
主演:サンドラ・ブロック/
出演:クィントン・アーロン/キャシー・ベイツ/
リリー・コリンズ/ジェイ・ヘッド


サンドラ・ブロックは実はちょっと苦手な女優なんだよね。

「色気」ってのがないし・・・顔も、コリーみたいで苦手。
ところが。


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夫と娘、息子の4人で幸せに暮らす裕福な白人家庭の夫人リー・アン。
彼女はある凍てつくような真冬の夜、ひとり寂しくTシャツと短パン
で歩いている巨漢の黒人少年に目を止め、声をかける。
そして、マイケルと名乗るその少年を放っておけなくなり、ひとまず
自宅へ彼を招き入れることに。

マイケルは父親の顔も知らずに育ち、母親とは引き離され、住む場所
や学校も転々とする劣悪な境遇に置かれていた。
そんな彼に、はじめは憐れみだけを感じていたリー・アン。
しかし、マイケルの瞳の中に輝きを見つけた彼女は後見人になると決心、
自分の部屋と教育の場を与え、改めて家族の一員としてマイケルを
迎え入れるのだった。
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野球、アメフト、バスケ、、そしてアイスホッケー、とアメリカの
プロスポーツは幅広い。

なかでもフットボールの人気は相当なもんで、日本もこれくらい
アメフト熱が盛り上がればいいのになぁ、といつも思ってる。

ラグビーやサッカーよりずっと面白いと思う。
テクニカルでありながらスピーディでスリリング。しかもパワーも必要だ。


で、コレは、ホームレスからNFL1位指名というシンデレラ・ストーリーを
成し遂げたマイケル・オアーという選手の実話なのだ。

最初に「苦手だ」と書いたサンドラ・ブロックだが、これはあくまで
「女性として見た場合」であって、この映画ではサンドラは強く、優しい
母親を演じている。

日本で言うところの“肝っ玉かあさん”をアメリカでは“サザン・ベル”と
呼ぶ。
練習でマイケルを、そしてチームメイトのメットを片手でひっぱって
指導する場面などは、まさしく「母は強し!、女は強し!」だ。

実話であるところから、あまり無茶な着色はなされていない分、
サンドラ・ブロックの演技が光る。
まさにハマり役ちゃうかな。

そしてもうひとり、この作品で大事なアクセントになっているのが
SJだ。 後半、マイケルの進路を決める場面ではすっかり
マネージャー役、スカウトたちのおおきなハードルとなったよね。

うん、楽しい。


そのあと暗転もあるのだが・・



ま、ありきたりと言えばありきたりなアメリカン・ドリームなのだが。
キーはサンドラ演じるリー・アンの慈悲深い真心。
彼を救うべきか、見てみぬふりをするのか。
そしてそんなリー・アンを家族がどう理解しているのか。


マイケルと同い年の家族コリンズを演じるリリー・コリンズ。
可愛いなぁ、と思って検索してみたら、なんとこのコ、
フィル・コリンズの娘ぢゃないか( ̄∇ ̄;

フィル・コリンズも顔は可愛い顔してるもんなぁ・・・
目とか。

あと家庭教師でキャシー・ベイツが出て来た。


もう一本、サンドラの映画あるんだけど・・
こっちはどうかなぁ・・・。

  
ウルトラ I LOVE YOU! [DVD]



 













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