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『ヒューゴの不思議な発明』 [ファンタジー]


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『ヒューゴの不思議な発明』/ Hugo
2011年(米)

監督:マーティン・スコセッシ
出演:エイサ・バターフィールド/クロエ・スレース・モレッツ/
サシャ・バロン・コーエン/ベン・キングズレー/シュード・ロウ
/クリストファー・リー



★★★★★

いや・・・いやいや



おもしろかった^^


*****************************************
1930年代のパリ。家族を亡くし、駅の時計台に隠れ住むようになった
ひとりぼっちの少年ヒューゴ。
唯一の友達は、亡き父が遺した壊れたままの“機械人形"。
この思い出の品を修理して再生させることが、ヒューゴの夢であり
生きる希望だった。
ヒューゴは、老店主ジョルジュが営む玩具店に出入りするうち、
人形の修理に必要な最後のパーツ『ハートの鍵』を持つ少女イザベルと知り合う。
果たして、機械人形は生命を吹き返せるのか?
*****************************************

製作にはジョニー・デップも名前を連ねる。

ベン・キングズレー、、、ジュード・ロウ、そして
クリストファー・リー・・。
監督は


スコセッシ・・・・



ん~




じつはあんまり好きじゃないんだよね。

だけど


作品は好きなんで。
ジョージの映画もそうだし・・







ジョージのまだ観てなかった( ̄▽ ̄;




STONESの『SHAIN A LIGHT』もそうだけどさ

どうも・・・

「監督の思いが立つ」

というか。

「こう観て欲しい」というのがありありと見える。

漫画の『ONE PEACRE』観てても思うんだけど
作者の意図が、あまりにも露骨だとちょっとひくんだけど、

・・・その‘’計算くさいのを見せることが計算”

だとしたらすごいんだけど。



結局その計算に心地よくハマっている自分がいる、、、という。。


素直になれよ、ってことなんだろうけど
天邪鬼なわけではないからややこしい。


イタリア系らしいから、そのへんも関係してるのかもしれない。

なんかインチキくさいもんね(笑)



アカデミーでは残念ながら『アーティスト』に賞を譲ったようだけど
スコセッシは『ディパーテッド』で少し前に受賞してるんだよね。

舞台はパリ、リヨン駅。
その煙る駅の中をぬけるカメラから物語ははじまる。

スコセッシに騙される(あえて騙される、というけれど)一番の
大きな背景は画面の色彩にある。
コントラストがきつく、ハイライトが逆光に映える。

どこかノスタルジックでありながら、ビビッドに時代を映し出す。
その相反する表現が観るものを少し不安にさせながら惹き付けていくんではないだろうか。

主人公ヒューゴは、いつも駅にいるひとの流れと逆行する。
ひとの流れにさからいながら逃げる。逃げながら生きる。

生きる意味。

生まれてきた役割を探しながら、逃げる。


ひとが、生きていくうえで大切なこと・・



それっていうのは、






案外シンプルなのかもしれない。



「存在」とそして「冒険」

ふたつのテーマを絡めながら物語はらせんに進んでいく。

「存在意義」というのも簡単なことなら
「冒険」というのもすごく身近にある。

ちいさなドキドキひとつひとつがアドベンチャーなのだ。
椅子にのって背伸びすし、箱を引き出す場面も、
時計台の針につかまったまま冬空にその身をさらけだすことも
その鼓動の高鳴りに違いはあるだろうか。


ひとことで

「とにかくおもしろかった」

と唸る作品に隠しテーマなんかいらない。

すべて観たまま、感じたままを思えばいい。


そう




とにもかくにも


クロエ・グレースはかわいい・・・・・・・・・・

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