『扉をたたく人』

『扉をたたく人』
the Visitor

2007年（米）

★★★★★

監督：トム・マッカーシー
出演：リチャード・ジェンキンス／ヒアム・アッバス／ハーズ・スレイマン

2009年アカデミー主演男優賞にノミネートされたリチャード・ジェンキンスの
ヒューマン・ドラマ。
泣かせます。
原題は『visitor』ってことだけどなかなかにこの邦題はいいね。


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愛する妻に先立たれ、全てに心を閉ざし、無気力な毎日を送っている大学教授のウォルター
(R・ジェンキンス)。ある日、ニューヨークで移民青年タレクと予期せぬ出会いを果たす。
ミュージシャンである彼にジャンベを習い始め、二人の友情が深まっていくなか、突然、
タレクが不法滞在を理由に拘束されてしまう。
数日後、ウォルターのアパートの扉をたたく美しい女性。
それは、連絡のつかない息子を案じたタレクの母親だった―。
ウォルターは彼女と共に、タレク解放に向けた一歩を踏み出すのだった―。

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映画自体はすごく地味な作品なんだけどね。



9.11以降扉を閉ざしたN.Y.

「おれは生きて自由に演奏したいんだ。それが罪か？」



ジャンベの乾いた響きがいい。
このDVDを見た後ヤフオクに早速ジャンベを見にいったんだった。
（あとでまた見に行こう　笑）

もちろんテロの問題は深刻であり、デリケートな事項なんだろうけれど
こんな風に9.11以降は移民に対して風当たりが強くなったと聞く。
もともと人種るつぼとして発展して来たといってもいい国だから、なおさらね。

この作品ではそんな強化対策の問題と向き合いながら
自由とは？そして不自由とは？を問う。

ラストシーンを思い出すと未だに鳥肌がたちます。

コメント 2

この映画気になる！借りてみる☆
by Betty (2010-06-18 12:45) 

おすすめる！
by Bump (2010-06-18 18:51)