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『ゾンビ・クロクニル2』 [ゾンビ]

『ゾンビ・クロクニル2』/ ZOMBIE APOCALYPSE
2011年(米)

監督:ニック・ライオン
出演:ヴィング・レイムス/タリン・マニング/
ジョニー・ベイカー/

★★☆☆☆


しつこいようですが、ボクはゾンビ映画好きです。

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20XX年、ヨーロッパを滅亡させたVM2ウィルスがアメリカに上陸し、
瞬く間にゾンビの大群に支配された。
わずかな生存者たちは避難所があるという噂を信じ、
ロス沖のカタリナ島を目指す旅に出るが…。
大スケールのアクション&CGで贈るシリーズ第2弾!
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言うまでもないゾン映画の金字塔であるA・ロメロ監督の『ゾンビ』
以降、ひとつのカテゴリを築き上げたゾンビ映画。

なにがなんと言おうとひとつの独立したカテゴリなのであって
ホラー映画の中に収納されるものではない。


なにがそんなに好きなのか、というと
ひとことで言えば「哀愁」である。


「Living of The Dead」


死にながら生きている。



・・・これである。



数々の「名作」と呼ばれるゾンビ映画が世に送り出されてきた。
が、
ロメロ自身の続編等も含め、『ゾンビ』を超えるものはいまだにない。
それほどに完成されたものだったのだ。


その高いハードルをクリアするために、正面からではなく
あらゆる奇策・妙策を用いて誰もが新しいゾンビ映画に挑んできた。

成功した例で言えば、アリス・・・
『バイオ・ハザード』シリーズくらいだろうか。


奇襲攻撃ともいうべきコメディ、『ショーン・オブ・ザ・デッド』も数少ない
成功例に数えていいかもしれない。
一般のひとが「ゾンビをペットとして飼う」という『ゾンビーノ』も名作。

個人的には『ゾンビ・ストリッパー」を大推薦したいところだが、
これはマニアックすぎるだろう。




さてそんな中



真っ正面からこの大壁面に勝負をしかけてくる今作。







もう






みごとに









     玉砕。








    ( ̄▽ ̄;





「走るゾンビ」

「知恵をつけたゾンビ」



はもう既出である。




何人かの登場人物は、キャラがぶれ・・立ちも悪く。

後半でそれを補うように新しいパーティが合流するのが
またさらにぶれ方を悪化させる。


最後に出てきたいわゆる「大ボス」がまた・・
きちゃない着ぐるみを連想させる昭和世代のロボットのようなCG。
まさかあのワンコロがこのラストの伏線だったんですわ・・なんて
言わないでくださいよ。

この作品の狼を思い出したよ・・
http://bumps.blog.so-net.ne.jp/2012-04-25


それで

あらー・・・・・と思うまもなくしらけていると
最後にあの港の空撮。

どっちらけ感満載に呆れてしまう。



不思議なのが、この作品ネットをみるとそう評価は低くない。
理由はよくわからないが、ことゾンビものに関しては
ボクの評価を信じてもらって間違いない。
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