『定年ゴジラ』 [重松清]
『定年ゴジラ』/重松 清 講談社文庫
Kindle版 電子書籍
良太郎(佐藤健)が出演していた人気ドラマ『とんび』の原作者。
********************************************
開発から30年、年老いたニュータウンで迎えた定年。
途方に暮れる山崎さんに散歩仲間ができた。
「ジャージーは禁物ですぞ。
腰を痛めます。腹も出ます」先輩の町内会長、単身赴任で浦島太郎状態のノムさん、
新天地に旅立つフーさん。自分の居場所を捜す四人組の日々の哀歓を温かく描く連作。
********************************************
『流星ワゴン』以来、何冊か楽しく読ませてもらっている作家さんなのだが、
しばらく読まないでいた。
で、先述した『とんび』が重松氏の原作だと知って、ドラマを観終わったら
なにか一冊読んでみよかな、と思ってたのだ。
『トワイライト』という作品を読んだあと、『熱球』という作品を読み、、
もう、このひとはしばらくいいかなぁ、と思ってたんだけど。
もうね、とにかく力が脱ける。
なんだろね。
『とんび』を観たひとならわかると思うけど、あれはおそらく
ドラマな分、幾分おもしろく(原作は読んでないので想像ですが)
盛ってあると思うんよね。
フィクションってうのは、よくも悪くもそうあるべきだと思うんだけど、
この重松さんの作品を読んでると、ドキュメント・ノヴェルのように
さえ感じるんだ。
今回は重松独特の「読了後のため息度」というのはまだ低かったように思うけれど。
それにしてもこの作品、重松氏35歳の著作だと言う。
1997年に35歳ということは。。
いちたして十くりあがって・・・
面倒なのでwikiで調べてみると1963年生まれ。
ボクより2つ年上なだけやん。。
すくなくとも7~8以上は上だと思ってたけど・・・
それくらい枯れた作品を描くひとなんだよね。
「枯れた」っていっても渋いとか、達観してる、とかいう意味でなくて。。
なんていうかな、踊ってないというか。。
伊坂幸太郎や石田衣良なんかとは、対極な感じがする。
なんだろ・・
「身近すぎて」疲れるのかな(笑)
★★☆☆☆
Kindle版 電子書籍
良太郎(佐藤健)が出演していた人気ドラマ『とんび』の原作者。
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開発から30年、年老いたニュータウンで迎えた定年。
途方に暮れる山崎さんに散歩仲間ができた。
「ジャージーは禁物ですぞ。
腰を痛めます。腹も出ます」先輩の町内会長、単身赴任で浦島太郎状態のノムさん、
新天地に旅立つフーさん。自分の居場所を捜す四人組の日々の哀歓を温かく描く連作。
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『流星ワゴン』以来、何冊か楽しく読ませてもらっている作家さんなのだが、
しばらく読まないでいた。
で、先述した『とんび』が重松氏の原作だと知って、ドラマを観終わったら
なにか一冊読んでみよかな、と思ってたのだ。
『トワイライト』という作品を読んだあと、『熱球』という作品を読み、、
もう、このひとはしばらくいいかなぁ、と思ってたんだけど。
もうね、とにかく力が脱ける。
なんだろね。
『とんび』を観たひとならわかると思うけど、あれはおそらく
ドラマな分、幾分おもしろく(原作は読んでないので想像ですが)
盛ってあると思うんよね。
フィクションってうのは、よくも悪くもそうあるべきだと思うんだけど、
この重松さんの作品を読んでると、ドキュメント・ノヴェルのように
さえ感じるんだ。
今回は重松独特の「読了後のため息度」というのはまだ低かったように思うけれど。
それにしてもこの作品、重松氏35歳の著作だと言う。
1997年に35歳ということは。。
いちたして十くりあがって・・・
面倒なのでwikiで調べてみると1963年生まれ。
ボクより2つ年上なだけやん。。
すくなくとも7~8以上は上だと思ってたけど・・・
それくらい枯れた作品を描くひとなんだよね。
「枯れた」っていっても渋いとか、達観してる、とかいう意味でなくて。。
なんていうかな、踊ってないというか。。
伊坂幸太郎や石田衣良なんかとは、対極な感じがする。
なんだろ・・
「身近すぎて」疲れるのかな(笑)
★★☆☆☆